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ミニ株が誕生した背景と歴史について


ミニ株(株式ミニ投資)は大蔵省(現・財務省)と日本証券業協会が1995年春に証券
市場の活性化策として導入を決めた新しい投資手法です。



株式の売買単位を従来の10分の1に引き下げる事により、少ない資金でも株式投資
が可能になりました。バブル崩壊ですっかり冷え込んでいた個人投資家の株式投資
を活発化させる為の打開策としてミニ株の導入の最大の要因です。



しかし、証券会社の多くがミニ株に対して消極的でした。といいますのもミニ株は手間
がかかるわりに利益が少なく、儲からないためです。業界最大手の野村証券ですら、
ミニ株はコスト倒れになることは目に見えている」という見解を示していました。



事実、ミニ株を導入すると、システム開発や端株(はかぶ:指定売買単位以下の株)
管理等にコストがかかる為に、採算が取れる見込みがなかったので、大手以外にも
中小の証券会社はどこも懐疑的態度でした。



しかし、大和証券だけは違いました。大和証券は1995年から他社に先駆けてミニ株
制度を導入し、しかも年間の口座管理量を無料にし、売買委託手数料を普通株並み
の1.5%にするというなんとも大胆な優遇策を打ち出したのです。



大和証券では、ミニ株を新規顧客を開拓するチャンスと考えて、積極的な姿勢を打ち
出し、同社のミニ株は2ヶ月で3万2000口座を獲得する人気となったのです。



そして、様子見を決め込んでいた他の大手証券会社も、同年参入しました。しかし、
ミニ株の対象を株価が2000円以上にしたり、年間の口座管理料を徴収する形での
参入だったことから、大きな人気を博すことはできませんでした。



それとは逆に大和証券はたった5ヶ月で5万口座以上獲得するという快挙を達成し、
ミニ株において完全一人勝ち状態となりました。


その後、ミニ株を取り扱う証券会社は少しづつ増えています。






テーマ : 株式売買記録
ジャンル : 株式・投資・マネー

tag : 株式投資

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