配当によって得られる利益をインカムゲインといいます。
配当金をもらうことを楽しみに、株式投資を行っている人も多いです。
企業は、その年の当期未処分利益(最終利益=税引後利益)を役員報酬や株主へ
の利益還元(配当)なとに使っております。
なので、業績が好調で、最終利益が多い会社ほど、配当金が多くなります。
それとは逆に、業績が不振で、尚かつ赤字が続いているにも関わらず、配当を
出し続けている会社がございます。
こういった会社は、法定準備金(利益準備金、資本準備金 )、任意積立金などの
余剰金をたくさん持っている財務内容の良い会社です。
こういった会社は、業績が悪くとも、余剰金の一部を取り崩すことで、配当を
続けることが可能なんです。
配当目的で株式投資を行う場合に、投資判断を下す為の指標として用いられる
のが、配当利回りです。
配当利回りは、投資した資金に対して、一年間の配当金がどの程度得られるか
をパーセントにしたものです。
一株当たり年間配当金÷株価×100=配当利回りで計算します。
株式は値下がりリスクがあるため、昔の配当利回りは、銀行の定期預金より
高いのが普通でした。
しかし、外国人投資家が日本株を積極的に買うようになって、成長株理論
(利益成長の高い銘柄は、PERが高くても買ってよい)という考え方が
定着することで、市場全体が変わり始めました。
その結果、株価が急上昇したので、配当利回りが一時的に定期預金の金利を
大きく下回るようになりました。
これを利回り革命といいます。
その後、バブル経済が崩壊し、深刻な不況が続くと、利回り革命の逆転現象
が起きることになったのです。
超低金利時代が到来し、定期預金の金利が限りなくゼロに近づく一方で、
株価がピーク時4分の1程度まで値下がりしため、配当利回りが上昇し、
定期預金の金利を上回るようになりました。
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